ガルシアKTMが快勝 – EnduroGP開幕スペインDAY2

FIMエンデューロ世界選手権 開幕スペインGPのDAY2結果。

初日はクラッシュが続いて不振だったジョセップ・ガルシアがオーバーオールのGPクラスを制しました。「初日からスピードがあることはわかっていたので、迷わずにプッシュしました。今日はミスもなく完璧でしたね」というKTMライダー。

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ヴェローナがGPクラス初優勝 – EnduroGP2022開幕

Photo Credit: Enduro21 | Andrea Belluschi + Nicki Martinez

【5月6-7-8日 EnduroGP開幕戦スペイン】

混迷の数年間の後、さらにコロナ禍の2シーズンを経験しながら、伝統的な競技形態を取り戻すことでアイデンティティを維持してきたFIMエンデューロ世界選手権は、ここにきて完全な復権を果たした感があります。

GASGAS、Husqvarna、KTM…マッティグホーフェンのファクトリーチームが、以前の規模ではないにしろ、揃ってパドックに戻ってきたことも大きいと言えるでしょう。

スペシャルテストのスピードは先鋭化した競技者だけが見せる芸術性を誇示します。

5月6日、金曜日のスーパーテストは、イタリアのアレックス・サルビーニ(JET Husqvarna)が一番時計を記録。サルビーニは、プライベートチームの運営から、古巣のJolly Racingに戻り、ライディングに集中できる環境を取り戻しました。

DAY1は、10分超の長いエンデューロテストが勝負所となりました。昨年からGASGASに乗るイタリアのアンドレア・ヴェローナが自身のキャリア初のGPクラス(オーバーオール)優勝を果たしました。ヴェローナは、2017年にユース世界一、2019年にジュニアタイトル、そして2021年はGASGASに移籍した初のシーズンでE1(250cc)クラスでタイトルを獲得しました。

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KTMガルシアを迎撃するGPのプライド


Future7Media

ウイルス状況で開幕が半年遅れたENDURO GPは、9月のフランス、イタリアとフルスロットルで駆け抜け、先週末からポルトガル2連戦に突入しました。

もともと、土曜日と日曜日の2日間=2ラウンド制のツーデイズ開催がENDURO GPの通例で、スペインとポルトガル、スウェーデンとフィンランドというように隣国で2週続きというのはよくありますが、同国でのW開催はおそらく初めて。これもCOVID-19対策のひとつです。 続きを読む

FIMはWESSとの対立を明確にする

KTM、そして同じグループ会社のHusqvarnaは、2018年に設立されたエンデューロのシリーズ戦、WESS(ワールドエンデューロスーパーシリーズ)に活動をシフト。FIMエンデューロ世界選手権(ENDURO GP)からファクトリーチームを撤退させました。 続きを読む

サルビーニか久しぶりの総合優勝! ENDURO GP R5 イタリア

今年はすべてのラウンドが伝統的な形式の、リエゾンとスペシャルテストがあるエンデューロフォーマットで統一されているFIMエンデューロ世界選手権。

第5戦の開催地イタリアは、クラシックエンデューロが一番盛んな地域で多くの熱心なファンがENDURO GPを歓迎します。トップチームのほとんどがイタリアに本拠を置いています。 続きを読む

ニューリーダー誕生 – ENDURO GP R3スペイン

FIMエンデューロ世界選手権 ENDURO GPの第3戦スペイン。オーバーオールカテゴリーのGPクラスでは、Betaのブラッド・フリーマンが、2日間とも優勝。これで、前回のポルトガルDAY2から3連勝となりポイントリーダーになりました。先輩チームメイトのスティーブ・ホルコムは、2日目もGPクラスで6位、排気量別のE3でも2位と不振。 続きを読む

ENDURO GP 2019 – R2 ポルトガル DAY2

 ブラッド・フリーマンが、チームメイトの先輩、スティーブ・ホルコムを破り、オーバーオールカテゴリーのGPクラスで勝利しました。フリーマンはBetaの2T250、ホルコムのマシンはBetaの2T300ccです。フリーマンはE1で、ホルコムは最大排気量のE3クラスの優勝です。 続きを読む