亀山越野硬耐力 – 台湾ハードエンデューロ

2019年4月21日 台北市郊外で開催された台湾ハードエンデューロを取材させていただきました。詳しい記事は次号のBIG TANK No.223に充分なぺへージを割いて掲載いたします。台湾、アジアのモーターサイクル文化、外国への遠征とはどういうものなのか、台湾の旅行など、さまざま角度で楽しさをお伝えします。

さながらアジア選手権

レースには、地元台湾だけではなく、香港、中国本土、韓国、そして日本からは、G-NETチャンピオンの高橋博と、G-NETシリーズのオーガナイザーとして栗田武も参加。さながら「アジア選手権」の雰囲気を醸し出していました。

これだけの参加者がアジアから集まるエンデューロイベントは初めてですから、事実上「アジアのナンバーワンはどこか!?」が判断されるという意味で、プライドのぶつかり合いでもありました。


ハードエンデューロ総合優勝の Jeong Jae Heon


ハードエンデューロ第4位は地元台湾の18歳、陳文懋。トライアルジュニア世界選手権にも参戦。「世界ランキングを競うトップライダーになるのが目標」という大学生。

オフロード人気

午前の4時間ハードエンデューロには、30名、午後の2時間クロスカントリーに70名というエントリー数で、台湾でのオフロード人気がこの数字だけでもわかります。もっと手軽なオフロード走行会には500名が集まったそうです。

韓国ライダーの活躍

ハードエンデューロは韓国選手の1-2フィニッシュ、午後の2時間レースも韓国選手が1-2-3を決めました。韓国チームの勝利に対するモチベーションは高く、特にメインのハードエンデューロでは、チームメンバーが刻々と変化するラインを見極めてライダーに指示するなどチーム一丸となって目標に向かう姿が印象的でした。言葉の壁、遠征先で充分な準備ができないという状況を跳ね返して掴んだ勝利の味はひと際だったに違いありません。おめでとう!

高橋博は3位に!

慣れないマシン、少ない準備期間。日本では見られないハードなコース設定、28℃、湿度80%という暑さ。高橋は序盤に苦戦し、一時は最下位近くになりました。取材中の春木、稲垣は「これはきびしいかもしれないね」と、韓国、台湾選手との差を感じていましたが、途中、軽度の熱中症のために30分近くコース中で休憩した高橋は、後半に猛チャージし、次々にライバルをパス。最終的に3位でフィニッシュを決めました。「日本のナンバーワン」というプレシャーは相当なものでしたが、高橋「ロッシ」はまさに期待に応える「良い仕事」をして見せました。彼はまぎれもなく日本らおけるナンバーワンの競技者です。



第3位の高橋博

主催の情熱と苦労

こうしたレースの運営は、それ自体、大変な労力を要するものですが、今回は、20名以上の外国の選手たちを受け入れ、車両の準備、宿泊や食事の手配、提供、通訳、アテンダントの用意など、大変なご苦労だったと思います。いつも思うことですが、愛するスポーツを通じた市民レベルの交流は将来へつながる平和の礎です。その意味でも主催者が果たした役割は計り知れません。

最大の感謝を送ります

改めて、主催者の皆さん、台湾のみなさんに感謝いたします。また、今回の遠征をアレンジし、粉骨砕身、献身的にサポートし、日本チームが世界の仲間に受け入れられるように配慮してくれた、在上海のIkuma Takeuchi(竹内)さんにも特別の謝辞を送りたいと思います。ありがとうございました。

次号No.223の記事製作に最大限の努力を注いで恩返しさせていただきたいと思います。

春木久史

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