Dakar 2018 Stage 14 – 最終日。KTMは特別な勝利。HRCのケビン・ベナビデスが見事2位でラリーを仕上げた!!



Stage 14 CORDOBA – CORDOBA
1月20日(土) コルドバ~コルドバ
286km (SS 120km)

Edit : BIG TANK / Sei giorni

最終日、120kmでラリーの勝敗は決定。22分のアドバンテージを持ってスタートしたマティアイ・ウォークナーは貯金を少しだけ使いながら堅実に走り、4度目のダカール出場で初めて優勝を飾りました。

この勝利はKTMにとって特別中の特別な意味を持つ

これは、KTMにとっては「17連覇」というだけではなく、オーストリアメーカーが自国オーストリアのライダーによって勝利するという特別な意味わ持ちます。マッティグホーフェンという、山間の小さな町に小さなメーカーが、オフロードバイクの世界でトップメーカーに育ちました。それが今、自国のライダーとともに、世界で最も注目されるイベントで頂点に立ったということです。


ステージ10から流れが決まった

主催者が「ナビゲーションコンテストになる」と言った、ステージ10、トップグループのライダーが軒並みウェイポイントのサーチに苦戦するなか、ウォークナーは自分のスキルを信じて道を切り拓き、ほとんどミスなくフィニッシュに到達。これが大きなアドバンテージとなり、後半のラリーを支配しました。

マティアス・ウォークナー KTM ステージ8位/総合優勝
「信じられないです。なんとも表現しようがありません。今年のダカールはすごく難しくて、経験上一番難しかった。ナビゲーションが毎日難しくて…。レースの序盤は、タイム差がほとんど無い状態でトップのライダーが接戦をしていました。私は毎日ミスなくきっちり走ってきたつもりです。ステージ10で優勝出来るまでは物凄く緊張していました。その後は毎日安全に走って、最後までアドバンテージを維持してフィニッシュすることを目指しましたね。幸い作戦は上手くいって、勝利を収める事ができました。まだ実感が無いですよ。チームと私をサポートしてくれたみなさんに感謝でいっぱいです。ありがとうございました。やったぜ!!」。

ウォークナーは4度目のダカール、初出場、またその次もリタイア。昨年は2位でした。モトクロス世界選手権からの転向です。

接戦が続いたラリー

序盤はKTM、HRCが互角の滑り出し。しかしステージ3でジョアン・バレダがナビゲーションに失敗して30分のタイムロス、次のステージ4てば昨年の勝者、サム・サンダーランド(KTM)がクラッシュしてリタイアしました。

HRCのバレダは、挽回するべくプッシュし続け、順位を回復しましたが、ウユニのマラソンステージで負傷。そこから苦戦が始まり、ついにリタイア。中盤からは、若手のケビン・ベナビデスがHRCの期待を一身に背負うことになりました。

ラリーの終盤はYamahaのアドリエン・ファン・ビベレンがリードしましたが、ステージ10でクラッシュして戦線を離れます。SS前半でミスコース、その後、少しペースを上げていました。

アルゼンチンの若手がHRCの期待を背負った

しかし、ライバルKTMのウォークナーがたったひとりのステージで築いたアドバンテージは巨大で、ケビンが逆転できる可能性は決して大きくありません。それでも最後までプッシュし、最終日のステージ優勝も勝ち取り、総合2位でラリーを仕上げて見せました。最終的なタイム差は16分でした。

ケビン・ベナビデス HRC ステージ1位/総合2位
「最高のダカールラリーでした。すごく厳しかったですが、今はすごく幸せです。ぼくたちは最後まで全力で戦いました。ラリーをリードした日もあったし、常に上位をキープすることができました。ステージ10でのタイムロスは悔やまれますが、また前を向いてがんばらないといけませんね。今日は狙い通りステージ優勝できたし、総合2位でフィニッシュできて、今は満足ですよ!」

ベナビデスはアルゼンチンのサルタ出身。ISDEなどでも活躍したエンデューロライダー。ダカールは2度目。

風間晋之介、見事フィニッシュ!!

#81 風間晋之介はステージ46位/総合44位。2年連続完走の快挙!
#100 リンドン・ポスキットはステージ28位/総合33位


BTM web advertising

Reinforcement!

LYNDON POSKITT RACING, ICO RACINGほか本格的なラリー用品
http://reinforcement.cart.fc2.com/ca4/2/p-r-s/

BIG TANKバックナンバー、定期購読も!

BTMオンラインショップ
http://btmshop.cart.fc2.com/?ca=all&sort=5