Dakat 2018 Stage 5 – バレダ全開! HRCは総合2位、4位に。クインタニラ9位に落ちる。


Stage-5
1月10日(水),
San Juan de Marcona / Arequipa
サン・ファン・デ・マルコナ~アレキパ
932km (SS 267km)

Edit : BIG TANK / Sei giorni

前半の最大の山場

ダカール史上もっとも長い砂丘ステージと言われたステージ4に続いて、この日も砂丘群とオフピステの走行が続くステージ。スタートしてまもなく267kmのスペシャルステージの始まり。その後長いリエゾンでアレキパに至る932kmだ。唯一の日本人ライダーとなった#81風間晋之介は、スタート直前にメカニカルトラブルが発生し、やや遅れてステージ64位、総合56位。#100リンドン・ポスキットはステージ49位/総合47位と順位を上げた。

ジョアン・バレダが驚異的なタイム

ステージ3のナビゲーションミスで大きく順位を落としたジョアン・バレダ(HRC)は、前半の山場となるこのステージで猛烈にスパート。2位に10分26秒差をつける驚異的なタイムでステージ優勝。総合順位を13位から4位まで回復した。

ジョアン・バレダ ステージ優勝/総合4位
「今日はペルーでの砂漠は最後のステージで、挽回のチャンスでしたから、ここでタイムを取り戻さなければなりませんでした。ハイペースで攻めてうまくいったと思います。トップ10まで順位を回復することで、戦列に戻れましたね。でもまだタイム差がありますから、この後も挽回のチャンスになるステージが続くこを願っています」。


信じられないぐらい深い砂

バレダのジャンプアップによって、HRC勢は、2位のベナビデス、4位にバレダと、トップ5に2名が並ぶことになった。首位はYamahaのアドリエン・ファン・ビベレン。3位はKTMのマティアス・ウォークナーでトップ3のタイム差は1分強。4位のバレダはトップから7分遅れ。

ペルー最後のステージとなった砂丘は、トップライダーたちが口をそろえて「とにかく砂が柔らかい」と言うほどで、ライディングもナビゲーションも困難を極めたようだ。

クインタニラがマシントラブル

そんな中、総合2位だったHusqvarnaのパブロ・クインタニラは、28分ものタイムロスを喫して、ステージ成績16位、総合では9位に転落した。

パブロ・クインタニラ Husqvarna ステージ16位総合9位
「タフな日でしたね。特にナビゲーション。スペシャルステージは慎重にこなしていたんですがフィニッシュの5㎞手前でメカニカルトラブルでストップして30分近くロスしてしまいました。でもなんとかトラブルを解決して、無事ステージを終わらせることが出来て本当によかったですよ。そう、だから今日はそんなに良い日じゃなかったんですが、レースはまだ長いので、ミスなくベストな走りをしたいです」。

総合ではYamahaのビベレンがトップ

前日のステージ4で一気に首位に躍り出たYamahaのアドリエン・ファン・ビベレン。

アドリエン・ファン・ビベレン Yamaha ステージ5位/総合1位
「今日はタフなステージでした。砂丘のセクションが長く、しかも砂が深くて。無事に、いい順位でフィニッシュできてすごくうれしいです。砂は本当に深くて、スタック寸前ということが何度もありました。そのたびに脚をペダルみたいにして漕いでましたよ! それでも多くのライダーより前にフィニッシュできてよかったです。ぼくはまだ経験が浅いので、もっといろいろ勉強しなければいけないと思っています。今日はナビゲーションもうまくいったのでよかったですね。

トップギアに入ったメオ


#8トビー・プライスと#19アントワン・メオ

2016年に負傷し、1年休場しリハビリに堪えたエンデューロチャンピオンのアントワン・メオが徐々にスピードを上げ、このテクニカルなステージで4位、総合7位に浮上した。マティアス・ウォークナーはステージ2位、総合3位をキープし、リタイアしたサンダーランドの分まで期待を背負っている。

マティアス・ウォークナー KTM ステージ2位/総合3位
「今日は本当に疲れました。今回のダカールは今まで自分が経験したなかでも一番キツいラリーになりそうです。今日は3番手のスタートだったので、先行するライダーを追って走りましたが、彼らのトラックを追うか、自分のナビげーションを信じるかの賭けになりました。今日はかなりプッシュしながらも、ロードブックに集中していましたが、いい結果になってよかったです。先は長いのでこれからも集中していきますよ。今日も軽く転倒してしまいましたが、5日間走って身体の痛みは大きくはないですよ。バイクも最高です」。

アントワン・メオ KTM ステージ4位/総合7位
「今日は絶好調でした。SSがスタートしてすぐにトビー・プライスに追いついて、そこからずっと一緒に走れたのですごく楽でした。フィニッシュの直前のウェイポイントをいったん見失ったのですが、少し戻るだけですぐにキャッチできました。2分くらいのロスかな? 今までで一番調子よかったですね。7位にポジションを上げることができてハッピーですよ」。

ライア・サンツ

ライア・サンツ ステージ14位/総合18位
「いいステージでした。長くてタフでしたが、自分としは昨日より調子よかった感じです。全然ミスもしなかったし…。調子いいです!」


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ステージ5成績


ステージ5後の総合成績