Dakar 2018 Stage 4 – サンダーランド負傷リタイア。Yamahaが首位に!!


Stage-4
SAN JUAN DE MARCONA – SAN JUAN DE MARCONA
1月9日(火) サン・ファン・デ・マルコナ~サン・ファン・デ・マルコナ, 444km (SS330km)

Edit : BIG TANK / Sei giorni

SSのスタートは海岸での15台ずつ一斉スタート。約15kmの全開走行の後、大小あらゆるサイズのデューンがひしめく砂丘地帯が100kmも続く難ステージ。SSのトータル距離は330km、このステージで首位のサム・サンダーランド(KTM)がクラッシュし、背中を強く打ってリタイアとなった。幸い命に別状は無い。

波乱の展開は今大会を象徴するか?

Yamahaの2名がファイトした1日。アドリエン・ファン・ビベレンがステージ優勝、シェジィ・ソルトレートが5分強の遅れながら2位。ファン・ビベレンは一気に首位に躍り出ることになった。サンダーランドのリタイアもあって、KTM優勢の旗色は薄れ、すべてのチームに再びチャンスが巡ってきた感。

アドリエン・ファン・ビベレン Yamaha ステージ優勝/総合首位
「やりましたよ! 2例目のスタートというのも良かったですね。ステージの序盤ではジョアン・バレタといいバトルをしました。その後、すごく喉が渇いてしまったので休憩を取りました。ダカールでは100km程度の距離では、勝敗は決まりませんから…。気持ちを落ち着けるように自分に言い聞かせて、他のライダーがパスして行くのを待ってからまた走り出したんですが、砂丘地帯に入ったところで、再びみんなをとらえることができてうれしかったですよ。その後は、チームメイトのシャビエと二人でライディングを楽しみました。けっこう攻めましたね。1秒差でも1分差でも、勝敗は同じですが、やっぱり1分差のほうがかっこいいですよね。今日は最高でした!

シャビエ・ソルトレート Yamaha ステージ2位/総合5位
「フルアタックしまくりました! チームメイトとワンツーフィニッシュですよ!! スタート直後のビーチから全開で走りました。最初の200kmは先頭を走っていましたが、その後ビベレンが追いついて、一緒に砂丘を走り続けました。その時の私たちに敵うライダーはいませんでしたよ。ビベレンが攻めたので、砂丘でちょっと差が開いてしまったのですが、私は彼について行かなければって言い聞かせて走ったんです。彼について行くのは本当に大変だったので、とにかく必死でした。フィニッシュまで追いかけっこをしているみたいでしたよ」。



HRCは代打のイグナシオが健闘

ステージ3でのナビゲーションに苦戦し、ジョアン・バレダが大きく順位を落としたHRC、ステージ4いは怪我のために欠場したパウロ・ゴンサルベスのシートを譲りうけたホセ・イグナシオがステージ7位と健闘。総合ではケビン・ベナビデスが3位とHRCの期待をつなぎ、バレダも総合13位まで順位を回復した。バレダとトップの差は22分で、また決して希望が無くなったタイム差とは言えない。

ジョアン・バレダ HRC ステージ9位/総合13位
「いい日もあれば悪い日もありますね。とにかく最後まで集中して戦います。今日も難しいステージでしが、計画通り進めることができました。順位もまずまずですね。明日のステージ5が前半の最後の砂漠なので、勝負に出るつもりです。そのためにいいスタート順(前過ぎない)につけることが重要でした。ウェイポイントを探すのに若干タイムロスしましたが、それでも大体いい順位です。サンダーランドのリタイアは残念です。彼は本当に強いライダーですからね。ぼくも手を怪我しているのですが、今日は少し痛みを感じました。それほどひどくはないですが悪化させないように注意したいと思っています」。

ケビン・ベナビデス ステージ8位/総合3位
「いい誕生日になりました。今日はタフで体力がものをいうステージでしたね。スタート直後はダストがひどく、砂丘の入るとたくさんのライダーと再び合流する感じでした。今日はウェイポイントを見つけるのが難しかったですね。順位的には、まあまあですね。明日のナビゲーションを楽にするために、このぐらいの順位を狙っていましたから」。

クインタニラが2位キープ

アンドリュー・ショートとパブロ・クインタニラの2名体制。チームの期待を一身に背負うクインタニラは総合2位と健闘を続ける。

パブロ・クインタニラ Husqvarna ステージ4位/総合2位
「今日はタフな日だったけど、最善は尽くしました。朝、一斉スタートした時は、それほどナビゲーションが難しいとは思わなかったのですが、違いましたね。数km走ったところでナビゲーションが難しいのと、砂が柔らかくて走るのが難しいって気づきましたよ。こういうコンディションだと、砂丘の中でウェイポイントを見つけるのもとても難しくなります。でも、私にとっては良いステージになりました。200kmから230kmの地点で2、3分ロスをしてしまいましたが…。一休みして、美味しい夕食を食べてリラックスしています。明日はペルーの砂丘最後の日なので、何かあるかもしれません。心を落ち着かせて、走りに集中すれば、完璧なリザルトで終えることができると思いますよ」。

KTMはウォークナーがリーダーに

マティアス・ウォークナー KTM ステージ2位/総合4位
「本当にキツイ日でした。ビーチを一斉スタートした時はたぶん誰も想像してなかったぐらい…。砂丘の中間地点はナビゲーションが難しくて、迷子になっているライダーが何人もいましたね。最終的には15人ほどのグループになって、みんなでウェイポイントを探したんだ。10分くらいはロスしたと思います。今日の砂丘は特に難しかった。砂が柔らかくて4、5回はスタックしました。一カ所、バイクが完全に埋まっちゃって「もうダメかも!」ってこともありました。でも最後のセクションは問題なく、攻めて走ったのでなんとか3位で仕上げることができましたね。明日のナビのことを考えると、スタートのポジションは良くないですけどね。まぁ、今日は終わっただけでもハッピーということで。サムがクラッシュで酷い怪我を負ってない事を願ってます」。

オーストラリアの英雄

2015年初出場でポディウム、翌年はファクトリーマシンを得てなんと優勝! ISDEでも総合優勝の経験があるオーストラリアのオフロードヒーローは。

トビー・プライス KTM ステージ15位/総合6位
「今までで一番厳しい日でしたね。一斉スタートだったので、友人たちと走れて楽しい日になると思ってたんですが。砂丘に着いてすぐにタフな状況であることがわかりました。最悪だったのは、その砂が予測不能だったことです。見えない落とし穴がたくさんあって、先頭を走るライダーがあっというまに落ちていきました。一緒にいたグループはウェイポイントを見逃してしまったので、ルートに戻るのにかなり時間がかかってしまいました。それでもなんとかいい感じでは終わることができたのはよかったです。明日のスタート順もいいですし。明日は少しプッシュしていくつもりです」。

サンツは慎重にこなした

ライア・サンツ KTM  ステージ25位/総合19位
「今日は本当に大変な日でした。何人かで走ると埃が酷くなって、走るのも危険だし、ナビゲーションも難しくなりました。スペシャルテストの中間でちょっとロスをしてしまいました。それほど大きなロスでは無かったのですけどね。最も重要なのは、一度もクラッシュをしないでステージを終えてここにいる事です。明日のステージもクラッシュしないで走れたらいいと思っています」。

門馬孝之はステージ2でリタイア

#142門馬孝之は、ステージ2の途中でエンジン不調となり残念ながら戦線離脱との報。#81風間晋之介はステージ50位/総合52位、#100リンドン・ポスキットはステージ55位/総合48位。


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ステージ4成績


ステージ4後の総合成績