FIM FAIR PLAY TROPHY – ライア・サンツが受賞

FIM=国際モーターサイクリズム連盟が選ぶフェアプレイトロフィを、2016年はライア・サンツが受賞していた、ということは、あまり知られていないようです。

FIMトライアル世界選手権女子チャンピオン、同エンデューロチャンピオン×5回、そしてダカールの女性部門も制し、2015年には総合9位という素晴らしい成績を納めました。これまで7回出場しすべて完走しています。チームはGASGAS、Hondaを経て、現在KTMです。

ダカール2016での出来事

受賞の主な理由は、2016年のダカールでの出来事でした。ラリー4日目、フィニッシュまであとわずかというところで、Husqvarnaファクトリーチームのペラ・レネが、100km/hを超えるスピードでのライディング中にクラッシュ。全身を強く打って一時意識不明となりました。直後を走っていたサンツは、すぐにバイクを停めて安全を確保して主催者に救助を要請。人命を優先した適切な対応をとりました。

フィニッシュまで数キロだった….

「直前で彼が私を抜いていったので、私はダストを避けながら彼を追っていたんです。彼が倒れているのを見てすぐに近づいたのですが、彼が動かず、意識を失っていたのでとても怖かったです。背中を強く打っているようでした」。

約400kmの地点で、フィニッシュまではわずか数キロ。サンツは、自分の成績を考えれば、あと数分だけ走ってフィニッシュについてから、主催者に事故を報告することもできたかれしれません。

「確かにタイムは失いましたが、危機に際している人のために、それは重要で正しい選択をしたと思っています」。

真のスポーツとしての価値

主催者のASOは、その日のうちにサンツが救助のために停止していたと思われるタイムを酌量して減算。結果として大きなハンデにはなりませんでした。ダカール2016、ライア・サンツは総合15位でフィニッシュしました。

FIMは次のようにコメントしています。

「ライアの優しさは、世界中のさまざまなメディア/ニュースで報じられ、またあらゆる種類のソーシャルメディアで広く共有されました。 これはモーターサイクルというコミュニティを超えて多くの人々の共感を呼びました。一般の人たち、特に若い世代に、モーターサイクリングには、真のスポーツとしての価値があるのだ、という強いメッセージになったことでしょう」。

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