Dakar 2018 Stage 3 – HRCバレダ、ナビに苦戦し30位。KTM優勢か?


PISCO – SAN JUAN DE MARCONA
Stage-3 1月8日(月) 
ピスコ~サン・ファン・デ・マルコナ
502km (SS295km)

Edit : BIG TANK / Sei giorni

300km近いスペシャルステージは、ほぼすべてが砂丘・砂漠地帯。砂丘は高く、ナビゲーションも難しい設定が続く。

サンダーランドが強さを見せた

2017年の覇者、サム・サンダーランド(KTM)は、前日のステージ2でややタイムロスを喫したものの。この日はスタート順を活かしてスパート。3日目にして今回2度目のステージ優勝でラリーをリードする立場に戻った。前半にテクニカルなステージが続く今回、この時点でリードを築くことは戦略的に重要と見られる。KTMファクトリーチームは、トビー・プライスがステージ3位、アントワン・メオも8位とトップギアに入れてきた。

HRC前半の危機

一方、HondaファクトリーチームのHRCは、前日ステージ優勝したエースのジョアン・バレダがナビゲーションに苦戦してステージ30位。総合14位と大きく順位を落とした。HRC勢は、チリのケビン・ベナビデスがステージ2位、総合でも2位、リッキー・ブラベックもステージ4位と好調を示しているが、しかしエースのバレダはトップのサンダーランドから22分落ちとなり、主導権はKTMに傾きつつある。

初日、2日目と好調で2位につけていたYamahaのアドリエン・ファン・ビベレンも同じくロストして大きく順位を落としてしまった。

「もう失敗できないですね」

ジョアン・バレダ HRC ステージ30位/総合14位
「やってしまいましたね。いいペースで走れていたのですが、280kmぐらいにあるウェイポイントをロストしてしまって、一度15kmぐらい戻ってから探しなおすことになってしまいました。間違っていないと思っていたのですが…。もうこれ以上はミスできないですね。ここからは、トップとの差をつめていくようがんばりますよ」。
ケビン・ベナビデス HRC ステージ2位/総合2位
(2016年初出場で4位)
「スペシャルステージは砂丘が多くてかなりタフなコンディションでした。柔らかい場所も多くて、何度がスタックもしましたよ。全体的には調子よく走れて、ステージ成績もよかったので、とても満足しています。総合でも2位につけることがてきて、チームとしてもいいポジションにつけているので、この後もベストを尽くしますよ」。

KTM優勢か

サム・サンダーランド KTM ステージ1位/総合1位

「タフな1日でしたよ。オフピステが多かったし、砂丘のいくつかはナビゲートするのも、上るのも本当に難しかった。1日を通して、物理的にちょっと難しい設定になってましたね。バイクは今日もすごくいい感じでした。柔らかい砂の中でも本当によくトラクションしてくれましたよ。ステージの中盤でいくつかミスしちゃいましたが、幸い、大きなタイムスロにならずにすみました。今日は勝てて嬉しいですけど、まだ長いレースの序盤です」。

トビー・プライス KTM ステージ3位/総合4位
2016年、2度目のダカールで初優勝。オーストラリアのトップオフロードレーサー。ISDE総合優勝も経験

「今日は全てがいい感じでしたね。バイクも調子良かったし。攻め続けて良いペースで走りましたよ。ただ、140km地点の砂丘で、派手に転がり落ちてしまい、バイクから投げ出されてしまったんですけどね。幸い身体もバイクもダメージはありませんでした。ロードマップに砂が詰まってしまい、残りのステージで少しペースが落ちましたが、そんな程度で済んでよかったです。最悪だったのは、クラッシュした時にキャメルバックの水が無くなってしまって、フィニッシュまで水が飲めなかった事、かな? それ以外は全て良かったですよ。今日のように、ミスコースせず集中して走るって言うのはとても重要なんですよね。残りのラリーも同じパフォーマンスが維持できるように願ってます」。

エンデューロチャンピオンたち

ENDURO GPのチャンピオンと、同じくエンデューロ世界選手権の女性チャンピオンでもうるライア・サンツもKTMのトップガンだ。メオは2016年のダカールでステージ優勝しながらも負傷し、長いリハビリに堪えてきた。

アントワン・メオ KTM ステージ8位/総合8位
「今日はいろいろありましたよ。半分は良かったけど、半分は良く無かった。83kmポイントで大きなミスをしてしまいました。ステージの前半は単独で走っていたのですが、前方にライダーを捉えたんです。ラインを一本外して、少し迂回して彼を追い抜こうとしたら時間がかかってしまいました。それ以外はいいペースで走れたから、本当に満足していますね。バイクも完璧に走ってくれています。明日はいいタイムが出せる様に頑張ります」。

ライア・サンツ KTM ステージ15位/総合17位
「いいステージでした。自信を持って攻められるようになってきたので、ステージを通じて本当に上手く行きましたよ。中間地点を過ぎたあたりで、酷いダストがありましたが、ナビゲーションも上手くいったし、ミスもしませんでした。昨日みたいに4輪のクラスに追いついたり、4輪のコースを横切ることが無かったので、ラインが荒れていなくて走り易かったんです。明日も楽しみ。また良い日になるといいな」。

風間晋之介は現在55位

#81 風間晋之介はステージ67位/総合55位

#100 リンドン・ポスキットはステージ47位/総合50位と順調。
#142 門馬孝之の順位は不明ですが、ステージ3もスタートしているようです。

クインタニラ3位に

Husqvarnaのパブロ・クインタニラはトップ3につけた。昨年は後半、優勝の可能性もあったが、ミスコースの焦りから自滅という結果だったが…。

パブロ・クインタニラ Husqvarna ステージ5位/総合3位
「今日はすごく楽しく走れました。大きな砂丘のいくつかは本当に柔らかくてスタックしやすかったんですが、それも楽しかったですね。朝から調子が良くて、スタートから攻めて行けました。ウェイポイントで2~3分ロスしてしまいましたが、そこではほかにも迷っているライダーがいました。昨日よりいいフィーリングです。特に長いステージではこの感じが大事だと思います」。

チームメイトでダカール初挑戦のアンドリュー・ショートも順調で現在総合24位。



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ステージ3成績


ステージ3後の総合成績