「彼方へ」 - 限定クリプレ付き

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SSERオーガニゼーション代表 山田徹が、ラリーに捧げた半生を綴る。「彼方へ」。地平線に向かって伸びる魂の軌跡。

 ”パリ・ダカール1988から三十年が過ぎた。
あの日、スタートのベルサイユ宮殿はぞくっとするような凄絶な美しさで、未明のライティングに浮かび上がっていた。そこは興奮に満ちた大観衆と、参加者たちに埋め尽くされ、なにかとんでもないことが起きているようだった。
 気温は低く、おそらく氷点下だったが、そこを歩くボクはひどく汗をかいていた。ボクの吐く息も白かったが、広場を埋め尽くした群衆の白い息が、古い機関車から吐き出される蒸気のように霧になってあたりに漂った。
 夜空に突き刺さるサーチライトが、爆撃機の姿でも捉えるのかという勢いでせわしなく動いていた。ポディウムの上には、このラリーの英雄オリオールの黒いバギーの姿があった。イヴ・サンローランの新製品のオードトワレのロゴ「COUROS」のグラフィックが素晴らしい。ブランドビジネスとこうしたラリーチームがコラボしている姿は、まさに先進を思わせた。白い蒸気のような排気ガスと乾いた音を残し、ポディウムのスロープを滑り降りて行った。
 ボクはそこに、生涯をかけて「追い求めるなにか」のうしろ姿を見た。”(著者前書きより)

「彼方へ」 山田徹 著
四六判・350ページ
価格1700円(税込)

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