ENDURO GP 最終戦 Preview

ENDURO GP = FIMエンデューロ世界選手権も今週末、いよいよ最終戦を迎えます。プロモーターABCコミュニケーションによる変革が続いていますが、今年は、選手権が始まって以来の大きな変革の年になりました。

メジャー化へ向けた変革か

2003年以来、エクストリーテストや、前日金曜日に多くの観客を集めて行われるのスーパーテストの導入など、メジャー化、プロ化を推進する目的で、ENDURO GPはショーアップの方向に進んできました。
が、根本的な競技方式に手をつけることはありませんでした。しかし今年は、その競技フォーマットにも手を加えました。9月に開催されたイギリスGPは、DAY1はスプリントエンデューロ方式、DAY2は、GNCCスタイルの3時間耐久レースで実施されました。

ABC込みにユニケ―ションは、来年以降の各国開催候補地に対して「競技フォーマットは、これまでの方式にとらわれない。エンデューロクロスでもクロスカントリーレースでも良い」とアプローチしています。

まもなく来年のスケジュールが発表されるはずです。

戦況

 今年はヤマハのオフィシャルチームであるOutsiders Yamahaの強さが目立ったシーズンでした。新しい250、450ともに戦闘力が高く、

最終戦を前にした各クラスのポイントスタンディングです。最高峰のGPクラスではルイ・ラリューが現在ランキング2位、E2クラスでも4T250を駆るジェイミー・マッカニーがトップのガルシアに僅差で迫る2位です。

GPのランキング首位は、Betaのスティーブ・ホルコムです。2ストローク300ccマシン。イギリスGPのDAY2にメカニカルトラブルで5分ほどロスしたため、タイトル決定はお預けとなっていますが、最終戦ドイツGPで大きな問題がなければ初のGPクラスタイトルとなります。

E2クラスは、トップ3が三つ巴のままで最終戦にもつれ込みました。トップはジョセップ・ガルシア、続いてマッカニー、そして昨年のチャンピオン、イーロ・レメス。いずれも2ストローク250ccマシン。GPクラスは、一応最高峰として位置づけていますが、E2もレベル的にはかわりませんね。

GP
1 Steve HOLCOMBE Beta 300
2 Loic LARRIEU Yamaha 260
3 Nathan WATSON KTM 247
4 Matthew PHILLIPS Sherco 216
5 Christophe NAMBOTIN KTM 180
6 Giacomo REDONDI Honda 180

E2 (2t125.4T250)
1 Josep GARCIA KTM 312
2 Jamie MCCANNEY Yamaha 299
3 Eero REMES tm Racing 274
4 Pascal RAUCHENECKER Husqvarna 244
5 Daniel MCCANNEY Husqvarna 207
6 Davide GUARNERI Honda 186

EJ (23歳以下)
1 Davide SORECA Honda 284
2 Brad FREEMAN Beta 280
3 Mikael PERSSON Husqvarna 208

タフなラウンドになること必死

 最終戦の舞台にはチョパウが選ばれました。旧東独、ISDTでも活躍した質実剛健なモータサイクルで知られたMZのお膝元です。かつてのISDTでは「東側(共産国)のコースはきつい」と言われていました。西側の高性能な「速い」モーターサイクルに対して、東側のチームが一矢報いるチャンスが、タフでハードなコース設定の中にありました。2012年も、チョパウはタフなISDEの舞台になりましたが、今年もきっと、その伝統が再現されるに違いありません。

(ビデオは金曜日のスーパーテストから始まってます)

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●JPのエルズベルグ2017参戦記 : エンデューロイラストレイテッド誌のテストライダー”JP”が、KTM250EXC TPI(2ストインジェクション)で、早速エルズベルグに挑戦! 「最高で畏怖すべき狂気のレース」で見たものとは? そしてTPIモデルの真価をこのうえない環境「実戦」でテストレポートする。

●マン島TTライダーが挑戦したエルズベルグ2017 : マン島ライトウェイトTT優勝、今年はシニアTTで4位入賞。ロード(公道)レースの専門家、ジェームス・ヒリアーがエルズベルグ・ヘアスクランブルへの初挑戦について語る。

●Rollin’ Rubber : エルズベルグ、トップ6のタイヤセットアップをリサーチした。

●G-NETレポート : サバ広 熊本悠太が優勝。

●インタビュー : ウェイド・ヤング。南アフリカ出身、16歳でルーフオブアフリカで優勝した才能あふれるエクストリームエンデューロライダー。その謎に包まれた素顔に迫る。

「特集 ENDURO GP」

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●インタビュー : 今季での引退を発表したマット・フィリップス。早過ぎる引退の真相と抱負。

●インタビュー : ネイサン・ワトソン。MXGPから昨年エンデューロにスイッチ。デビューシーズンでのタイトル獲得も目前たった2016年から一転、今年は序盤から苦戦…。

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「ニューモデル試乗レポート」

●Sherco125 : もともと軽さが魅力のクラスではあるが、このフランス製のニューモデルは、その中でも群を抜く軽さ!

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「連載ほか」

●北海道4デイズ
●ブーツ選び
●Husqvarna 701 ENDURO
●GPSトリップメーター検証
●連載 : 大鶴義丹「アドベンチャーバイク新世紀」
●連載 : 「ライドアフリカツイン 第2回アサマビバークミーティング
●連載 : カリフォルニアダイアリー
●連載 : 佐藤加世子、敏光、レゴラリータ

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