なぜ2ストローク125ccなんでしょうか

エンデューロ世界選手権にユース125クラス(20歳以下・2ストローク125cc限定)が存在することが示すように、2ストローク125ccのエンデューロバイクは、ヨーロッパのマーケットでは一定の役割を認められているものだ。
4ストロークに比較して安価な割りに基本性能が高く、かつランニングコストが低いこと。また、成長期のライダーがライディングを学ぶのに適した特性を持っていることも重要視される大きな要因である。大排気量の2ストロークや、4ストロークのように、低中回転を多用したスロットル開度の小さい走りではなく、スロットル全開時の挙動でライディングを学ぶことは、若いライダーが、その後、充分にテクニックを伸ばすために必要だと考えられている。各国の国内選手権では、50ccクラスから、若いライダーが全開時の挙動を学び、ステップアップしていく。ユース125ccでワールドエンデューロの空気に触れるライダーたちは、次は23歳以下のジュニアクラス、そしてシニアへと進んでいく。

エンデューロ業界のビッグ2、KTMとHusqvarnaが、2017年モデルで、2ストローク125ccのエンデューロモデル(公道仕様)のラインナップを取りやめたのは、EUの法律の影響だ。125cc 出力11kw以下の道路を走るバイクは、法律上、A1という種別になるのだが、A1のバイクを製造するメーカーは、それを改造によって出力を上げることができる部品を製造・販売してはいけないことになった(改ざん防止法)。そのため、ベースエンジンを同じくするモトクロッサーのラインナップがあると、それに抵触することになる。ということで、Husqvarnaは今季モデルはTX125、KTMも125XCという、オフロードレース用モデルでの発売となっている。

一方で、同型エンジンのモトクロッサーを持たないメーカーは、特に改造パーツを販売しない限り、その改ざん防止法とは関わりなく、ストリート仕様のストローク125ccを製造・販売するこどができるということになる。

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