KTM 2017 Adventure 試乗会 オーストラリアから

クリス・バーチ先生も一緒に走りました

4/26~29の日程で開催された、2017年モデル KTM 1090/1290 Adventure Sと、 KTM 1090/1290 Adventure Rのプレス試乗会に参加してきました。場所はオーストラリア、ニューサウスウェールズのブルーマウンテン国立公園を中心としたエリア。フロント19インチのキャストホイールを装備したSシリーズは舗装路を中心にしたコース。フロント21インチでスポークホイールとオフロード向きのコンチネルタンルTKCというブロックタイヤを装備した”R”モデルは、約170kmのオフロードを中心としてコース設定で、ハルキはエンデューロライダーなので、もちろん後者のグループに入ります。

アドベンチャーバイクは、世界的なマーケットにおいて、今もっとも熱いセグメントで、その代表格といえばBMWのR1200GSなわけですが、そのシェアの一角でも切り崩すことができれば、他のメーカーにとってはセールスを拡大するチャンスになります。昨年は、ドゥカティが人気シリーズのムルティストラーダに本格的なオフロード仕様の”ENDURO”というモデルを投入し、一躍、人気モデルになった(欧州では…)ことも記憶に新しいですが、同じく昨年、ホンダがCRF1000Lアフリカツインをデビューさせたこともあって、この分野の競争は激化の様相を見せています。

ハルキも走っています

BMW GSがアドベンチャーバイクの代名詞ということに異論は少ないと思いますが、CRF1000Lの登場は、そこに新しいベンチマークを打ち込みました。エンデューロバイクさながらの、スポーティで軽快なハンドリング(ステアリング特性のことではなく、操縦性・運動性のこと)。排気量は大きく、グランドツアーに耐える最低限の大きさを持ちながら、ライディングの楽しさを高度にバランスさせたそのパッケージは、海外のメディアには”GAME CHANGER”とも評されましたが、その通り、単に既存のプロダクトにとってのライバルとして登場しただけではなく、新たなセグメントを創造することになったのではないかと思います。

今回テストする機会に恵まれた1090 Adventure Rは、あるいはその新しいセグメントに属するものではないかと思っています。ハイウェイや高速道路を150km/hで安定して巡航することができる車格とパワー。ダートロードでは確かに重いが、だからといってスピードをスポイルすることなく、バイクをなだめすかす必要なく、つまりエンデューロバイクと同じようにライディングを楽しむことができる。その要となるのが、WPによって見事に調整された強靭な前後サスペンションと、それを受け止めるシャーシ。ガンガン行けるわけです。これはKTMらしい回答と言えるでしょう。

まじか、このスピードは。まじか! この険しいシングルトラックは! 試乗コースは、エンデューロモデルのEXCを試すにも充分じゃないかというぐらい、リアルオフロードで、テストライダーたちも走りに夢中でした。ぼくは、そんなにスピードを出して走れるライダーではないですが、フルコースを堪能。KTMは「まだ走り足りない」という日本のテスターたちのために、特別に翌日もクリス・バーチとのセッションをアレンジしてくれました。走りたいなら走らせてやろう。これもまたKTMの哲学であり、こうしたバイクを生み出す根本的な力だろうと思います。これはお世辞ではありません。

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