DAY1にジョシュ・ストラングがリタイアしてワールドトロフィ争いから脱落したオーストラリアチームは、さらにダニェル・ミルナーも失ってガタガタになってしまいました。ワールドトロフィのトップはUSAチーム代表チーム! 1分35秒差でイタリア、さらに10秒落ちでイヴァン・セルバンテスが加わるスペインが3番手。まだまだ勝負の行方はわかりません。
ウーマンズトロフィは、ジェシカ・ガーディナーらのオーストラリアチーム。23歳以下のジュニアトロフィチームはスウェーデンが首位です。
USAチームをけん引するのは、テイラー・ロバート。DAY3はウェットコンディションのスタートとなりましたが「今年はENDURO GPでマディコンディションをたくさん経験しているので、そんなに不安は感じていなかった」と語るロバートでした。
ワールド、ジュニア、ウーマンズトロフィという国代表チームのほか、もうひとつの主役が各国協会から出場してくるトップアマチュアのクラブチームです。3名で構成されていて、合計成績を競います。今回も400名のクラブチームライダーが参加。国にもよりますが、例えばイタリア、フランス、イギリス、スペインといった強国では、クラブチームライダーとして出場する資格を得るのも大変な狭き門で、だからクラブチームといってもワールドトロフィに選抜漏れとなったようなライダーが多く、タイムはトップと遜色ありません。日本だと希望すればほとんど誰でも出場できますが、特にヨーロッパ諸国のライセンスを持っているライダーにとって、ISDEに出場するというのは、それだけでエキスパートであることの証になっています。
ISDEにはメダルアワードという表彰があり、各クラスのトップのタイムから10%までがゴールドメダル、20%までがシルバーメダル、全その他の完走者がブロンズメダルを受賞します。2006年までは、国代表チームのライダーも、クラブチームのライダーも同じクラスだったのですが、2007年からは、国代表チームがE1.E2.E3.EW(女性)のメダル。クラブチームはC1.C2.C3と区分されています。
ちなみに、数年前から、クラブチームは、、多国籍チームも作れるようになりました。同じコンチネンタルのパスポートを持っていることが条件です。
ENDURO21.COMのリザルトフィード DAY3
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No.206では、テイラー・ロバートのインタビュー。ENDURO GP特集も
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