DAKAR 2016 – 三橋淳 休息日のインタビュー –

IMGP5792
休息日 サルタのビバークで三橋淳 ENDURO.J

2016年1月2日のプロローグに始まったラリーは、1月9日にボリビアのウユニのビバークをスタート、再び国境を越えてアルゼンチンのサルタに到着。1月10日は、2週間のラリー中、唯一の休息日となっており、各チームはマシンの整備・修復作業に追われている。またライダーは、前半戦の疲れを癒し、リフレッシュすることができる貴重な一日。日本の三橋淳(KTM)は、貴重なひと時を割いてインタビューに応えてくれた。ステージ7を終えて現在MOTO部門の総合65位と、ここまでリザルトでは順調にラリーをこなしてきているが、ウユニ~ウユニのループのステージから体調を崩し「今日は絶不調」とのこと。以下、インタビュー。

三橋淳インタビュー 
聞き手 春木久史

――久しぶりのバイク、楽しんでますか!

三橋淳 もちろん! ただ、ウユニを1周するステージが終わったあたりから体調を崩してしまって、風邪をひいたみたいに身体が熱っぽく。ダルい感じです。ダストで喉をやられてしまったのが原因だと思います。

―― 高地の走行が続きますが、4輪に比べて、身体への高度の影響は大きいですか?

三橋淳 思ったよりも影響はなかったですね。ただ、まちがいなく息は上がりやすかったです。

―― 現在のところスタート前のコメント、「60位、もう少し下かも」という通りのリザルトで推移していますが、どうしてこんなに正確に予測できたんでしょう。

三橋淳 事前に、テストで参加したモロッコのメルズーカラリーでの成績を基に、エントリーの顔ぶれを見て、大体予測がつきました。

―― 2009年にダカールラリーが南米に移ってから、今年、三橋淳が出場するまで、日本人ライダーは他に1名(2014年 深草和人 2日目にリタイア)しか走っていないので、比較材料が少なくて数値として見えてこなかったのですが、2輪選手のレベルがものすごく上がっているように見えます。

三橋淳 選手層は間違いなく厚くなっています。エントリーしやすくなっているので、実力のあるライダーが集まりやすくなっているということが言えると思います。極端な話、サポートチームもハイエースのキャンパーと、2トンのトラックがあればラリーをフォローできるようになりましたから、プライベートチームでも良い体制でラリーに参加できるようになった。他のラリーなら後半グループはエンジョイ派のライダーばかりですが、ダカールの場合は100位ぐらいのライダーまで、ちゃんとレースをしていますよ。

―― 今年のコースは、例年と比べてどうですか。道のようなところが多いとか?

三橋淳 ラリーの前半は完全に道でしたね。ある意味では比較的イージーで、リタイアも少なかったです。でも後半はそうはいかないと思いますよ。

―― 今年はトップ選手にも怪我が多いようです。実際そうだとしたら、なにか要因は見つけられますか?

三橋淳 レベルが上がってきているのと同時に、ますますモトクロス上がりのライダーが多くなっていますから、スピードを得意にしている分、怪我が多いですよね。そういう意味では、昨年で一線を退いたKTMのマルク・コマは「最後のクロスカントリーライダー」だったな、と思います。

―― KTMワルシャワチームとのコミュニケーションはどうですか?

三橋淳 とてもいいチームですよ。常に、選手が余計なことを考えず、走る事に集中できる環境を用意してくれます。休息日の今日もウエアの洗濯はしてくれたし(干すのは自分でしたが!) 毎日のブリーフィングもマネージャーのフィリップが全部聞いてきて、あとで要点を教えてくれます。KTMファクトリーと密接な関係にあるので、情報を共有しているの重要です。

―― 実際にラリーで走らせるKTM450RALLYはどうですか? テストの時に感じられなかったなにかがあれば教えてください。

三橋淳 パワーはあるし軽いし言うナシですね。これで何か不満が出るのはファクトリーライダーのレベルだけですよ!

―― 前半から濡れた路面が多かったようですが、それでもデザート用のタイヤで通すものなのでしょうか。それとも違う何かを使うこともある?

三橋淳 タイヤは変えません。デザート用のタイヤはどんな路面でも減らずに。そこそこグリップするタイヤです。1日の中にあらゆるシチュエーションがあるので、ラリーでは路面に合わせたセッティングなどあり得ませんよ。だって狙って外したら大惨事でしょ!?

―― 休息日を過ぎて、このあとのコースはどんなふうになると予測できますか。

三橋淳 前半はほとんどが「道」でしたが、この後はサンド路面や砂丘のステージが増えてきて、ナビゲーションもさらに難しくなります。とにかく大きなミスをせず、転倒せず、諦めないで最後まで走ります。

―― このラリーでの最終目標を。

三橋淳 順位は気にしていません。自分の順位も知らないほどで、そもそも自分にとってのレーシングスピードで走っていません。だから体力的にも余裕があります。とにかく完走することです!

―― ファンにメッセージを。

三橋淳 順位も気にしてないので応援のしがいもないかもしれませんが、45歳という中年ライダーが、怪我せず安全にダカールを完走すろ事の意味を理解してもらえたらと思っています

―― ありがとうございました!

三橋淳DAKAR2016最新情報はコチラ!
http://www.jun38c.com/wps/

・関連サイト
Dakar 2016 公式
http://www.dakar.com/dakar/2016/us/index.html

ダカール日本事務局
http://www.paridaka-info.com/w/

HRCラリーチーム
http://www.honda.co.jp/DAKAR/

ダートスポーツweb
http://www.zokeisha.co.jp/dirtsports/

三橋淳
http://www.jun38c.com/wps/

HINO TEAM SUGAWARA
http://www.hino.co.jp/dakar/index.html

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