Etap-13 Dakar 2015(最終日)

CARTE

最終日、174kmで予定されていたスペシャルステージは、雨で極端に滑りやすいコンディションとなり、危険と判断したオーガナイザーはテストを大幅に短縮、約30km、レースタイムはステージ優勝のイヴァン・ジェイクスで52分強という短いステージになりました。前日までに17分以上のアドバンテージを築いていたKTMのマルク・コマは、慎重なライディングでステージ5位となり、結果として2位のパウロ・ゴンサルベス(HRC)との差を16分53秒に保って、5度目となるダカール優勝を果たしました。これは、2013年までのチームメイト、シリル・デプレに並ぶ記録で、また、KTMには14度目の連続タイトルをもたらしました。ラリーを通じて素晴らしいパフォーマンスを見せ続けたHRCのライア・サンツは、総合9位と女性選手の最上位記録を更新しました。

優勝のマルク・コマ(KTM)
「今日も走り応えのあるステージでしたよ。嵐になって、路面がひどいマディで滑りやすくなり、デザート用タイヤでは本当にきつかったですが、プッシュしました。でも、CP2でレースを終了する判断は良かったと思います。ダカールはいつものように過酷なラリーでした。2日目にタイヤのトラブルで大きくタイムロスをしてから、少しプッシュしてタイムを取り戻す作戦に変更しました。マラソンステージが勝負になることはわかっていましたが、今回は、ウユニの過酷なステージを無事に走り切れたことが鍵になりました。5度目のタイトルは本当にうれしいです。それから、パウロ・ゴンサルベスとホアン・バレダの健闘も素晴らしかったと思いますし、同時に感謝しています。とてもレベルの高いラリーになりました。そのうえで勝利できたことは、本当に価値のあることだと思います」

ダカール3年目となるHRCは充分なスピードを見せながら、KTMの堅城を攻略することはできませんでした。ボリビア・ウユニの過酷なマラソンステージでの1日が、運命を決定づけたように見えます。トップを走っていたホアン・バレダのマシンはエンジンフェイルでストップ。チームメイトのヘレミアス・イスラエルに牽引されて、なんとかビバークにたどり着きました。大きく後退したバレダに代わって、HRCの期待を背負ったのはパウロ・ゴンサルベスでしたが、次のマラソンステージでエンジン不調。やむなく15分のペナルティを受けてエンジン交換します。これによって、KTM、マルク・コマの優位が決定的となりました。ゴンサルベスは最終日まで希望を捨てませんでしたが、逆転はなりませんでした。HRCは勝利まであと1年待つことになりました。

パウロ・ゴンサルベス(HRC)
「2位でラリーを終えることができてうれしいです。序盤は2位、途中3位となり、また2位に戻りましたね。一時はコマに5分ぐらいまで詰め寄ったのですが、エンジン交換することになって離されてしまいました。ウユニのステージで不運にも後退することにはなってしまいましたが、バレダは本当に素晴らしいレースをしたと思います。また、ヘレミアス・イスラエルのサポートが無ければ、バレダも私もここにいることはなかったでしょう。この結果は、イスラエルに捧げたいと思います。HRC、チームメイトたち、応援してくれたみなさんに感謝しています。また来年、がんばりますよ!」

初のダカールで3位入賞のトビー・プライス
「短いけどてもタフなステージでした。3位でここにいることが信じられません! 3~4ヶ月前に、このラリーに出場するという契約をしてから、不安がいっぱいでとてもナーバスになっていました。なのに今こうしてたフィニッシュラインいるなんて…言葉もありません!」

HRC社長 野村欣滋
「残念ながらダカールラリー2015で総合優勝を手にすることはできませんでした。しかし、私たちのライダーとチームメンバーは、素晴らしい仕事をしてくれました。その結果、総合2位を獲得できました。彼らのプロフェッショナルな仕事を、非常に誇りに思います。また、ゴンサルヴェス選手の2位獲得のために、ほかのライダーが全力を尽くしてくれたことを、本当に感謝したいと思います。私としては、ダカールの勝利まで1年間待たなければならないことを、非常に悔しいと思っています。いずれにしても、我々のダカールへのチャレンジは続くので、皆さま期待してください! 最後に、ライダーとチームメンバーには、しっかり休んでリフレッシュしてほしいと思います。ご苦労さまでした」

チームランドクルーザーの三橋淳は、5度目の市販車部門優勝を果たし、総合でも29位とトップドライバーの実力を示した。カミオン部門では、HINO TEAM SUGAWARAの2号車菅原照仁/杉浦博之組が16位/排気量10リットル未満クラス1位、1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組は総合32でフィニッシュした。

パリダカ日本事務局にはインタビューの日本語訳掲載
DAKAR Official site
チームランドクルーザー
Jun Mitsuhashi
HRC Rally
GASGAS ENDURO JAPAN
HINO TEAM SUGAWARA

Dakar Rally 2015
Final Overall Results
1, Marc Coma, ESP, KTM at 46.03.49
2, Paolo Goncalves, POR Honda at 16.53
3, Toby Price, AUS, KTM at 23.14
4, Pablo Qunitanilla, CHI, KTM at 38.38
5, Stefan Svitko, SVK, KTM at 44.17
6, Ruben Faria, POR, KTM at 1:57.50
7, David Casteu, FRA, KTM at 2:00.14
8, Ivan Jakes, SVK, KTM at 2:18.18
Other KTM
11, Hans Vogels, NDL, KTM, at 3:31.50
14, Paolo Ceci, ITA, KTM at 4:58.14
18, Jakub Przygonski, POL, KTM 6:21.12

Stage 13 Results
1, Jakes, KTM at 52.06
2, Svitko, KTM at 00.45
3, Price, KTM at 1.07
4, Goncalves, 1.15
5, Coma, KTM, at 3.11
6, Vogels, KTM at 3:36
7, Frans Verhoeven, NDL, Yamaha at 4.35
8, Qunitanilla KTM, at 4.52
9, De Soultrait, FRA, Yamaha at 5.54
10, Lila Sanz, ESP, Honda at 7.55

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