メールマガジンは例えばこんな感じです。

aussie women_ISDE 2014_6710

定期購読されている方に配信しているメールマガジンは、ニュースだったり、新製品情報だったり、コラムやエッセイ的なものだったり、その時々でいろいろですが、例えば、以下のような感じです。電車の中のヒマつぶしぐらいには、なるかも!  という気持ちでやってます。

この回では、ISDEのリザルトを少し整理して、それに合わせて、少ない知識で解説を加えてみました。しばらくぶりに、ISDEのルールブックを見ると、参加クラスの項だけでも、けっこういろいろ変わっていておもしろかったです。2006年まで、トップライダーもクラブマンも、同一のクラスで競っていたのですが、今はE1.E2.E3とWOMEN’Sが国代表クラスのライダー、その他のクラブマンはC1.C2.C3とわかれているというのが、とっても大きな違いです。


BIG TANK MAIL MAGAZINE NO.74
2014-11-14

●11/30 いなべで大試乗会
日程 : 2014年11月30日(日)
会場・協力 : いなべモータースポーツランド(三重県員弁市)
〒511-0201 三重県いなべ市員弁町市之原160
主催:JECプロモーション

BETA、HONDA、Husqvarna、KTM、そしてYAMAHA YZ250FXも試乗できる予定
とのこと。コストレも特別開催!!
http://jecpro.com/?p=7532

●リザルトで見るISDE 2014
 日本から参加したクラブチームが77チーム中、8位という好成績で完走した第89回 FIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ・アルゼンチン大会。上位リザルトをまとめました。ISDEは、国代表チームによる団体戦ですが、同時に、クラブチーム、マニュファクチャーチーム、またインディビデュアルクラスでは個人成績も競われています。各クラスの概要を簡単に解説するとともに、リザルトから今年の大会を振り返ってみたいと思います。次号、BIG TANK 12月号(通巻196号)は、SIXDAYSの特集です。

・ワールドトロフィチームクラス
国代表チームのワールドトロフィチームは、6名で構成されます。E1、E2、E3のすべての排気量クラスにエントリーしていなければなりません。毎日チーム内の上位5名の成績の合計が、チームの成績となります。6番目の成績のライダーのポイントは加算されないので、1名がリタイアしても好成績の可能性は残されます。そのためワールドトロフィチームは5名でもエントリーできることになっています。2008年ギリシャ大会には、日本のワールドトロフィチームが5名で参加したことがあります。

今年は、12ヶ国(12チーム)が参加しました。初日からフランスが圧倒的な強さを見せ、オーストラリアとUSAがこれに続きました。初日、速さを見せつけたオーストラリアチームは、しかし、前半に2名のリタイアを出して、その後はUSAが単独、フランスを追う展開となりました。故カート・キャッセリ以来、西海岸のWORCSシリーズ、GNCCでも活躍する若手を中心に、ISDEでの実力を上げてきたUSAチームは、悲願のトロフィ獲得に接近しましたが、8分強の壁をついに破ることができませんでした。
KawasakiからKTMに移籍したテイラー・ロバート、またGNCCのトップガン、ケイルブ・ラッセルの強さは光るものがありました。南米開催ということで、北欧2強、英国、イタリアの参加もなく、フランス、USA、豪の戦いになることは明らかでした。フランスは3年連続のトロフィ獲得です。

ワールドトロフィチーム成績
1 FRANCE 19:33:21.56
BOURGEOIS Marc
NAMBOTIN Christophe
RENET Pierre-Alexandre
TARROUX Jeremy
BOISSIERE Anthony
PLANET Fabien

2 USA +9:46.22
BROWN Michael
DUVALL Thaddeus
MULLINS Charlie
OSBORNE Zachary
RUSSELL Kailub

3 SPAIN +55:25.72
BETRIU Jaume
GARCIA Josep
SANTOLINO Lorenzo
GUERRERO Victor
BARRAGAN Jonathan
CERVANTES Ivan

4 GERMANY +1:05:34.72
GOERNER Derrick
HUEBNER Edward
NEUBERT Marco
EMMRICH Nick
KEHR Marcus
SCHROETER Dennis

5 ARGENTINA +8:40:58.06
BENAVIDES Luciano
CAIMI Franco
CAIMI Stefano
DAVILA Juan
GIUSTOZZI Nicolas
BENAVIDES Kevin

6 AUSTRALIA +19:28:00.86
BEWLEY Jarrod
MILNER Daniel
GREEN Joshua
PHILLIPS Matthew
PRICE Toby
STRANG Joshua

・ワールドジュニアトロフィチームクラス
23歳以下(開催年の1月1日時点で)のライダーによる国代表チームです。4名で構成され、2つ以上の排気量クラスに参加しなければなりません。ワールドトロフィチームと同様に、毎日上位3名の成績がチームのポイントとなります。そのため、3名でもエントリーが可能です。今年は、USAがジュニアトロフィを獲得しました。USAのジュニアトロフィ獲得は、2006年のニュージーランド大会以来2度目です。
ちなみ2006年にジュニアトロフィ(Vase)を獲得したUSチームのメンバーは、カート・キャッセリ、リッキー・ディトリック、デビッド・ピアソン、ラッセル・ボビットでした。

1 USA 12:03:43.65
BAYLOR Grant
BAYLOR Steward
BOLLINGER Trevor
JONES Justin

2 FRANCE +1:42.07
GESLIN Anthony
BAZERQUE Theo
LARRIEU Loic
CARPENTIER Jeremy

3 AUSTRALIA +5:37.92
KEEGAN Scott
McCORMACK Thomas
SANDERS Daniel
STANFORD Lachlan

・ワールドウイメンズトロフィチーム
 女性による国代表チームの競技が始まったのは2006年のニュージーランド大会で、当時は、試験的に「ウイメンズワールドカップ」として実施されました。その後、トロフィとして継続しています。3名で構成され、排気量クラスは同一でもかまいません。毎日上位2名の成績がチームのポイントとなります。最初から2名でエントリーすることも可能です。リタイアしたライダーが、チームで1名だけ、1度だけ翌日に再スタートする権利が与えられています。
今年は、オーストラリアチームが優勝しました。EWCのウイメンズクラスにも参加するジェシカ・ガーディナーが所属する豪チームは、3名それぞれ個人成績でも女子の1-2-3でした。ウイメンズ強国のフランスはエントリーしていません。 

1 AUSTRALIA 9:14:52.68
GARDINER Jessica
JONES Tayla
WILSON Jemma

2 CANADA +1:58:04.24
HETT Victoria
ROBICHAUD Felicia
TURNER Shelby

・クラブチームクラス
3名で構成されます。以前は、3名全員がひとつの国のパスポートを持っていなければなりませんでしたが、現在は、同一のコンチネンタル(FIMヨーロッパ、FIMアジア等)であれば、国境をまたいだチームも作ることができるようになりました。毎日3名全員の成績が合計されます。また、1990年まで、クラブチームは異なる2つ以上のマニュファクチャーのモーターサイクルを使用しなければなりませんでした。メーカーによるプロモーションのためのチームであってはならないという意味です。が、現在は同一メーカーでかまいません。
クラブチームでは、リタイアしたライダーが、チームで1名だけ、1度だけ翌日に再スタートする権利が与えられています。今年、日本からふたつのチームが出場し、TEAM KOMATSU HAPANの3名が全員完走して77チーム中/8位に入賞しました。

1 MotoClub Pavia 13:49:41.84
BRUSCHI Nicolo
ZUCCA Mauro
AGNELLI Maycol

2 Club Argentina +10:26.96
AYUSO Franco
NAVARRO Ariel
CARBONERO Emiliano

3 Los Rider Sanrafaelinos +1:50:58.07
CASTILIO Juan
MARTINEZ Marcos
ULLOA Santiago

8 TEAM KOMATSU JAPAN
NAMEGAWA Katsuyuki
INOUE Yusuke
ABE Michio

・マニュファクチャーチームクラス
このクラスに参加するチームは、ワールドトロフィ、ジュニアトロフィにも参加していなければなりません。メーカーや販売代理店のプロモーションのために設けられたクラスで、3名で構成されます。毎日3名全員の成績が合計されてポイントとなります。

1 KTM-1
NAMBOTIN Christophe
PHILLIPS Matthew
CERVANTES Ivan

2 HUSQVARNA-1 +5:01.08
RENET Pierre-Alexandre
LARRIEU Loic
BETRIU Jaume

3 KTM-3 +16:08.48
PRICE Toby
SANDERS Daniel
GUERRERO Victor

・インディビデュアルクラス
すべてのライダーは、チームクラスと同時に、インディビデュアル(個人)成績も競っています。

排気量クラス(概略としました)
E1+C1 2t125cc・4t250cc
E2+C2 2t250cc・4t450cc
E3+C3 2t300cc・4t500cc

E1~E3は、ワールドトロフィ、ジュニアトロフィに参加しているライダー、C1~C3は、クラブチームまたはインディビデュアル参加のライダーのためのクラスです。2006年までは、Cというクラスはなくて、全員がE1~E3のいずれかで競っていました。トップライダーからアマチュアまでです。Wクラスは、女性のクラスで、排気量区分はありません。

メダルアワード
完走者は、各クラス毎のメダルアワードで表彰を受けます。各クラスの1位のライダーのポイントを基準に、上位110%増しのタイムまでで完走したライダーにゴールドメダル、125%までのライダーにシルバーメダル、それ以上のタイムのライダーにはブロンズメダルが授与されます。
トップの成績が基準なので、大会によって、メダル色の割合が結構変わってきます。今年は、ゴールド、シルバーが少なくて、ブロンズが多い傾向でした。比較的、厳しい大会に時に見られる傾向であることと、今年はヨーロッパからの参加が少なかったため、トップクラスのライダーが少なく、クラブマン級のライダーが多かったためと思われます。

ENDURO-1
1 NAMBOTIN Christophe (KTM) 3:52:35.66 FRA
2 BOURGEOIS Marc (YAMAHA) 3:58:36.38 FRA +6:00.72
3 TARROUX Jeremy (SHERCO) 3:59:33.91 FRA +6:58.25
4 BETRIU Jaume (HUSQVARNA) 4:01:31.87 SPA +8:56.21
5 HUEBNER Edward (KTM) 4:02:36.59 GER +10:00.93
6 LANZ Esteban (YAMAHA) 4:05:41.21 CHILE +13:05.55

ENDURO-2
1 RENET Pierre-Alexandre (HUSQVARNA) 3:46:30.54 FRA
2 RUSSELL Kailub (KTM) 3:49:58.80 USA +3:28.26
3 PHILLIPS Matthew (KTM) 3:50:15.65 AUS +3:45.11
4 STRANG Joshua (YAMAHA) 3:51:50.76 AUS +5:20.22
5 LARRIEU Loic (HUSQVARNA) 3:51:15.23 FRA +5:44.69
6 DUVALL Thaddeus (HONDA) 3:54:06.11 USA +7:35.57

ENDURO-3
1 PRICE Toby (KTM) 3:47:15.83 AUS
2 CERVANTES Ivan (KTM) 3:52:25.25 SPA +5:09.42
3 BROWN Michael (HUSQVARNA) 3:52:51.27 USA +5:35.44
4 ROBERT Taylor (KTM) 3:56:32.65 USA +9:16.82
5 SCHROETER Dennis (HUSQVARNA) 4:01:31.94 GER +14:16.11
6 BENAVIDES Kevin (KTM) 4:01:36.65 ARG +14:20.82

WOMEN’S
1 GARDINER Jessica (SHERCO) 4:35:13.67 AUS
2 WILSON Jemma (YAMAHA) 4:45:33.04 AUS +10:19.37
3 JONES Tayla (KTM) 5:05:56.88 AUS +30:43.21

CLUB-1
1 BRUSCHI Nicolo (HONDA) 4:09:15.49 ITA
2 KNIGHT Joshua (KTM) 4:16:34.89 USA +7:19.40
3 HORAK Jakub (YAMAHA) 4:19:47.83 CZE +10:32.34

CLUB-2
1 SUTHERLIN Gary (KTM) 4:03:31.61 USA
2 DELONG Andrew (HUSQVARNA) 4:06:40.01 USA +3:08.40
3 SCHAFER Cody (KAWASAKI) 4:14:47.31 USA +11:15.70

CLUB-3
1 BUTTRICK Cory (BETA) 4:26:03.32 USA
2 HIERREZUELO Fernando (BETA) 4:32:20.50 ARG +6:17.18
3 VELAZQUEZ Federico (KTM) 4:42:02.07 ARG +15:58.75

・個人オーバーオール
総合というクラスは現在ありません。そのため正式なリザルトはありませんが、参考までに。ちなみに、故ミカ・アオラは、正式に総合クラスが存在した短い時期に、2度オーバーオールタイトルを獲得しています。

1. Pela Renet (Husqvarna) 3:46:30.54
2. Toby Price (KTM) 3:47:15.83
3. Kailub Russell (KTM) 3:49:58.80
4. Matthew Phillips (KTM) 3:50:15.65
5. Joshua Strang (Yamaha) 3:51:50.76
6. Loic Larrieu (Husqvarna) 3:52:15.23
7. Ivan Cervantes (KTM) 3:52:25.25
8. Christophe Nambotin (KTM) 3:52:35.66
9. Michael Brown (Husqvarna) 3:52:51.27
10. Thad Duvall (Honda) 3:54:06.11

●ISDT 1974 Book入荷しました。

ISDTとは、ISDE=インターナショナルシックスデイズエンデューロの変更前の名称(1981年以降ISDEになった)。時代背景、当時のモーターサイクルの紹介に始まり、6日間の競技の様子が、500点の貴重な写真、コースマップや毎日のリザルト、レポートによって再現。当時の著名ライダーの紹介やインタビュー記事など、著者が長年をかけて取材した成果が惜しみなく注ぎ込まれたシックスデイズファンにはたまらない内容だ。本文はイタリア語だが、英語に翻訳されたブックレットが付録されているのがありがたい。

324ページ+ハードカバーの大著なので、やや高価で、重量ゆえに送料もかさむのがが難点ですが、永久保存に耐える仕様・内容。シックスデイズ、また、レゴラリータのファンにも、将来的な資料としての価値も含めておすすめです。

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